本文は、私自身の体験です。
今年(2011年)の8月初旬に体調を崩し、寝込んでしまいました。
家族の勧めで病院に行き、血液検査を終えたところから、書いております。
※本文の複写、転載はご遠慮ください。
血液検査の結果を診ながら、医師が「小松さんねぇ~」と渋い表情をしながら、言います。
「この数値だと、いつ痛風になっても不思議じゃないです」
「お酒もだいぶん飲んでますね。一日に五合も六合も飲んでるぐらいの数値ですよ」
当時、あることからのストレスで、確かに痛飲していました。
普段から酒飲みの僕が当時は寝酒までしていましたので、肝臓に大きな負担をかけてきたのだろうな・・・ と思います。
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「2週間後にエコー(超音波)検査をしましょう」
帰宅後、ネットで調べてみると、腹部エコー検査で、異常な場合に疑われる病気としては、肝臓がん、肝血管腫、肝硬変、肝嚢胞、脂肪肝、慢性・急性肝炎、アルコール性肝炎・・・など、あまり歓迎したくない病名がずらりと並んでいます。
「やっばぁ~」
エコー検査を勧められたということは、これらどれかの病気の疑いがあるということなのだろうか・・・
血液中のγ-GTPの濃度を調べることで、肝臓や胆管の異常の有無を知ることができるそうですが、僕の場合、基準値の上限数値の3倍近くの数値を示しています。
今回の血液検査結果の中性脂肪は上限数値の2倍以上、尿酸値も基準値を超えているので、もっと悪化すれば痛風になるとのことでした。
「しゃあない、そろそろ僕も年貢の納め時か・・・」
といっても、もちろん死を意識したわけではありません。
この日から、酒を断ち、自堕落な生活習慣をがらりと変える決心をしました。
お酒をやめ、早速、七号食に取り掛かります。
七号食とは、ある期間、玄米しか食べない食養法のことです。
口に含んだ玄米は、百回租借します。
一定期間これを実行し、玄米+具なしの味噌汁、次に玄米+具の入った味噌汁・・・そして、基本食に徐々に戻してゆきます。
朝は、早くに起き、毎日欠かさず50分ほどのウォーキングを行ないます。
他には、こちらで書いたNさん宅を訪れ、テラヘルツ鉱石をいただきました。
Nさんは、テラヘルツ鉱石を漬け込んだ水を1日に1リットル飲み続けたとのことですが、僕は1日に2リットル、多いときは3リットル飲むことにしました。
(僕の場合、無理なく水分を摂取できる体質ですので、これほどの量を飲みましたが、多量の水を無理して飲むと水毒という症状に陥る場合があるそうですので、お気をつけください)
さて、2週間後、女性の検査技師によるエコー検査が行なわれます。
結果はその場でわかります。
内臓の写真を前にした医師が口を開きます。
「脂肪肝にもなっていないですし、おできもありません」
(ありゃ、やっぱり肝臓がんを疑っていたのかな・・・)
「腫れも見当たりませんので、特に問題ありません」
「ふぅ~~~」胸をなでおろします。
「先生、お願いがあるのですが・・・」
「なんでしょうか?」
「この2週間、養生をしてきたつもりです。血液の状態がどのように変わっているのか知りたいので、もう一度血液検査をしていただけないでしょうか?」
「それはいいと思うのですが・・・まだ、あんまり日が経ってないので、もう少ししてからにしましょう」
僕が行ってきたことを時間を取って話すのも、どうかと思い、ここは医師の言葉に従うことにしました。
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そして、約2週間後、血液検査を行ないました。
その結果を診た医師が開口一番、言います。
「ものすごく、よくなっています」
基準値を超えていた数値が軒並み下降し、基準値内に収まっているでは、ありませんか。
唯一、中性脂肪だけが基準値を超えたままですが、これとて大した超え方ではなく、以前の数値と比べると、ほぼ半分の数値になっていますので、医師も問題視しませんでした。
食養生のおかげなのか、テラヘルツ水のおかげなのか、その両方が奏功したのかは、定かではありません。
日ごろから節制する、適度の運動を行う、いいお水を摂取するということは重要なのだろうと思います。
ちなみに結果が出てから、ひと月あまりはアルコール、お菓子類、肉類、乳製品はいっさい摂っておりません。
でも、無理はしていません。
食べたくなったら、食べるでしょうし、お酒も節度をわきまえながら、飲むことになるでしょう。
このままの食生活を続けると仙人のようになってしまいますもんね。
ま、仙人になったところで、僕の場合は、さしずめ亀仙人のような仙人になるでしょうが・・・